4P分析とは?やり方と例を使って3分で解説。無料テンプレートをダウンロード!

更新日2023/01/30 
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このページでは4P分析とは何か、4P分析の書き方、4P分析のポイントがわかります。4P分析の企画書テンプレートもページ下からダウンロードできます。

4P分析は、自社の商品やサービスをどの価格でどういったルートで販売して、プロモーションするかを一連の流れで分析・把握するためのフレームワークです。
Product(商品・製品・サービス)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販促)の4つの頭文字をとって4P分析と呼ばれています。

マーケティング戦略立案にはいろいろと段階があり、今回の4P分析と4C分析は、「マーケティングミックス」の段階で使われるフレームワークの代表になります。

4P分析は、その商品・サービスを売る側、「売り手目線」の分析手法です。
これとは反対に、その商品やサービスを購入する消費者や企業側の「買い手目線」の4C分析というマーケティングのフレームワークがあります。
4P分析と4C分析は組み合わせて使うことがあります。

4P分析はどんなときに使う?

・自社の商品やサービスをどう市場に販売していくかを分析・検討するとき
・他社の商品・サービスについて、価格・流通・販促の視点で競合分析をするとき
 (競合と商品・サービスが同等の場合、どこを強化して差別化するかを検討することができます)

4P分析の書き方

商品やサービスをどうやってお客様へとどけるか、を
Product:商品戦略→Price:価格戦略→Price:流通戦略→Promotion:販促戦略の順番に
箇条書きで入力していきます。

先述の通り、4P分析は売り手側の分析手法なので、ついつい自社目線になってしまいますが、その先にいる顧客を常にわすれないよう注意する必要がります。
このサイトでダウンロードできるテンプレートにの中心にも「顧客」というキーワードを置いています。

1.Product 商品戦略
自社の商品サービスの特徴を他社との差別化ポイントを含めて入力します。

2.Price 価格戦略
ターゲットから考えてどの価格帯で販売するかを検討します。
サービスであれば料金、料金プラン、初期・月額費用などになります。
商品・サービスがが他社とあまり変わらず、価格も他社と同様または高いのであれば次の流通や販促戦略で他社と差別化を図る必要があります。

3.Place 流通戦略
実店舗、卸先、ネット(EC自社、amazonなど)、通販、代理店販売など、ターゲットに商品・サービスを流通するルート、販売手段を検討します。

4.Promotion 販促戦略
ターゲットにどのチャネルを使って、自社の商品・サービスを知ってもらうかを戦略立てます。
メディア広告、WEBサイト、SNS、イベント、キャンペーンなど、いわゆる販売促進に関することになります。

4P分析のポイント

・Product:商品戦略→Price:価格戦略→Price:流通戦略→Promotion:販促戦略の順番に箇条書きで入力します。
・自社分析だけでなく競合分析にも使えます。

まとめ

4P分析は、売り手側の「Product:商品」「Price:価格」「Price:流通」「Promotion:販促」という観点で自社商品をどうやって顧客(ターゲット)にとどけるかをを分析するフレームワークでした。
競合分析として使い、その上で自社戦略の見直しにも使ってみると新たな発見があるかもしれません。
4Pだけでなく、買い手側の4C分析を組み合わせて戦略分析してみましょう。

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