「ロジックツリー」無料テンプレート。3分でわかる企画書テンプレートの書き方解説。
INDEX
ロジックツリーとは?
「ロジックツリー」とは、ロジカルシンキングのフレームワークで、主に問題解決のために使われます。
1つのテーマ・問題(要素)をツリー上にどんどん分解していき、テーマ・問題を細分化することで、そこから考えられるパターン、問題の解決のための原因を分析する方法です。
1つのゴール(目標)を達成するためのtodoを細かく分解していくのにとても適しています。
このフレームワークを使って、ぼやっとしたものを細分化して最小限の単位(ユニット)にわけたり、カテゴリわけをしたりすることができます。
そうすることで、対象の構造(構成要素)がはっきり見えてきて、取るべき対策などの検討に非常に役立ちます。
ロジックツリーはどんなときに使う?
・ある一つの要素について、構成されるもの(種類)をすべて洗い出したい時
・ある事象について起こりうるパターンをすべて出したい時
・論理的なプレゼンシナリオを考える時
・営業などのトークスクリプトを考える時
1.問題・課題分析(解決のための原因をすべてリストアップする)
1つの問題・課題から、その原因を細かく分解するのにロジックツリーは使えます。
問題の要素を枝葉のように細かく分解していくので、最小単位の問題として1つずつ解決していく手順を考えるときにも使えます。
後述するロジックツリーの、WhyツリーやHowツリーがそれにあたります。
2.ある一つの要素について、構成されるもの(種類)をすべて洗い出したい時
問題解決のときもそうですが、商品構成を考えるときや、1つのプロジェクトを細かくタスクに分解する時に使えます。
後述するロジックツリーの、Whatツリーがそれにあたります。
3.ある事象について起こりうるパターンをすべて出したい時
ロジックツリーはリスクマネジメントにも使えます。
1つの事象が起こりうるパターンをすべて分岐して考えていくので、ロジックツリーで出した事象からその対策を考えることができます。
4.論理的なプレゼンシナリオを考える時
プレゼンは、相手を説得するときに論理的に話を展開できるかがポイントになります。
ロジックツリーの、Whyツリーを使えば、なぜ〜なのか という視点でツリーを構成できるので、そのツリーから、ロジカルに話をするプレゼンのシナリオが作れます。
5.営業トークスクリプトとして
営業トークは相手の出方次第で話を変えたり、どの商品を最終的に推すかを考えていきます。
ロジックツリーをつかって、あらゆるパターンを導き出して、トークスクリプトをつくるのに向いています。
ロジックツリーの書き方
左から右へ枝分かれするように項目を洗い出します。
・一番左にテーマ・問題を書きます。(最上位層)
・さらに右に、下の階層として、そのテーマ・問題に対してもれなくダブりなく(MECE)要素を分解していきます。
※このとき、同じ階層を構成する要素は、同じレベルのものである必要があります。
・それぞれ分解した要素に対して、さらに要素を分解して新しい階層を作ります。
※階層はあまりにも少ないと意味がないので、5階層以上つくるように心がけてください。
ロジックツリーのポイント
階層をつくり、要素を分解するときは抜け漏れなく、だぶりなく分解することが重要です。
ツリーの書き方には大きく3パターンあります。
それぞれ何が必要かによって分解するときの基準にしてください。
1)Whyツリー :なぜ?→真因を突き止める
2)Howツリー:どうやって?→問題解決
3)Whatツリー:構成するものは何?→要素分解
まとめ
ツリー上で構成要素を視覚化するので、課題分析以外に、プレゼンのストーリーを考えるときなどにも使えます。
また、会議などの資料として使うことで、参加者でのスピーディーな情報共有化ができ、議論のための重要な資料を作ることができます。
ロジックツリー以外に、イシューツリー、ピラミッドストラクチャーなどツリー上で考えるフレームワークがありますので、そちらも参考にしてください。
ロジックツリーで問題の要素をすべて抽出して、それをもとにイシューツリーで問題解決法を具体的に出していくという流れになります。
同じようなフレームワークにイシューツリーがあります。
テンプレートダウンロード
ロジックツリー
「ロジックツリー」の
フレームワークテンプレートが
無料ダウンロードできます。
ファイルについて
PowerPoint (.pptx)形式 A4横サイズMac Keynote等、無料アプリでも開けます。
この記事をシェアいただくと、すぐに使える解説&サンプル付きテンプレートがダウンロードできます。
ボタンをクリックしてください。
思考につかえるフレームワーク
問題課題解決
企画アイデア発想からマーケティングプロセスまでのフレームワーク
企画・アイデア発想
調査・分析
外部環境
(個人・競合・一企業)